加東市議会 > 2022-03-24 >
03月24日-04号

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  1. 加東市議会 2022-03-24
    03月24日-04号


    取得元: 加東市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-17
    令和 4年 3月 第105回定例会  ┌───────────────────────────┐  │会議録第255号                     │  │      第105回(定例)加東市議会会議録      │  │              令和4年3月24日(第4日)│  │                  開会 午前9時30分│  └───────────────────────────┘1 議事日程  第1 第26、27、29号議案 一括上程     委員会報告 総務文教常任委員会委員長 山 本 通 廣     委員長報告に対する質疑、議案ごとに討論、採決     (1)第26号議案 加東市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定の件     (2)第27号議案 加東市福祉医療費助成に関する条例の一部を改正する条例制定の件     (3)第29号議案 加東市東条西ふれあい館条例制定の件  第2 第9、10、11、12、13、14、15号議案 一括上程     委員会報告 予算特別委員会委員長 長谷川 幹 雄     議案ごとに討論、採決     (1)第9号議案 令和4年度加東市一般会計予算     (2)第10号議案 令和4年度加東市国民健康保険特別会計予算     (3)第11号議案 令和4年度加東市後期高齢者医療特別会計予算     (4)第12号議案 令和4年度加東市介護保険保険事業特別会計予算     (5)第13号議案 令和4年度加東市水道事業会計予算     (6)第14号議案 令和4年度加東市下水道事業会計予算     (7)第15号議案 令和4年度加東市病院事業会計予算  第3 第33号議案 加東市地域交流センター条例の一部を改正する条例制定の件  第4 議員提出第1号議案 加東市議会基本条例の一部を改正する条例制定の件  第5 加東市選挙管理委員会委員及び同補充員の選挙  第6 委員会の閉会中の継続調査の件2 会議に付した事件  議事日程どおり3 出席議員(15名)      1番  北 原   豊 君      2番  別 府 みどり 君      3番  鷹 尾 直 人 君      4番  廣 畑 貞 一 君      5番  古 跡 和 夫 君      6番  大 畑 一千代 君      7番  高 瀬 俊 介 君      8番  長谷川 幹 雄 君      10番  岸 本 眞知子 君      11番  小 川 忠 市 君      12番  小 紫 泰 良 君      13番  藤 尾   潔 君      14番  桑 村 繁 則 君      15番  山 本 通 廣 君      16番  井 上 茂 和 君4 欠席議員(1名)      9番  石 井 雅 彦 君5 欠員(なし)6 説明のため出席した理事者(19名)     市長          安 田 正 義 君     技監          高 瀬   徹 君     まちづくり政策部長   小 林 勝 成 君     まちづくり政策部人事課長藤 原 英 樹 君     総務財政部長      服 部 紹 吾 君     総務財政部総務財政課長 西 山 卓 良 君     総務財政部防災課長   三 木 秀 仁 君     市民協働部長      土 肥 彰 浩 君     健康福祉部長      大 西 祥 隆 君     産業振興部長      小 坂 征 幸 君     都市整備部長      大 畑 敏 之 君     上下水道部長      眞 海 秀 成 君     会計管理者       壷 井 初 美 君     委員会事務局長     鈴 木 敏 久 君     教育長         藤 本 謙 造 君     教育振興部長      田 中 孝 明 君     こども未来部長     広 西 英 二 君     こども未来部参事    後 藤 浩 美 君     病院事業部事務局長   堀 田 敬 文 君7 出席事務局職員(3名)     事務局長        肥 田 繁 樹     次長          山 川 美智子     書記          松 本 裕 介        ~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~                午前9時30分 開議 △開議宣告 ○議長(小川忠市君) 皆様、おはようございます。  ただいまの議員の出席数は15名です。定足数に達しておりますので、会議は成立いたしました。  これより本日の会議を開きます。 △日程第1 第26号議案、第27号議案及び第29号議案一括上程 ○議長(小川忠市君) 日程第1、第26号議案、第27号議案及び第29号議案を一括議題とします。  上程議案について、総務文教常任委員会委員長 山本通廣君の報告を求めます。  15番山本通廣君。              〔15番 山本通廣君登壇〕 ◆15番(山本通廣君) それでは、総務文教常任委員会委員長報告をいたします。  令和4年3月1日、第105回加東市議会定例会の本会議において付託されました第26号議案 加東市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定の件、第27号議案 加東市福祉医療費助成に関する条例の一部を改正する条例制定の件、第29号議案 加東市東条西ふれあい館条例制定の件につきまして、お手元に審査報告書の写しが配付されておりますが、審査に当たりまして3月2日及び3月17日に委員会を開催し、全委員出席の下、鋭意審査を行いました経過並びにその結果について報告を申し上げます。  まず、第26号議案 加東市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定の件につきまして、理事者により説明資料に基づき補足説明がありました。  次に、主な質疑の内容ですが、まず委員より、県下各市町の保険税率の算定はどのような状況か、との質疑に対し、兵庫県が示す標準保険料率に準じる形であるが、各市町の個別経費を含めるため、結果として税率にばらつきはある。将来的には県下で統一される方向性である。また、税率が統一となっても国民健康保険税徴収事務保険証交付事務は引き続き市が行うことになっている、との答弁がありました。  また、委員より、基金があるうちは税率の緩和はできるが、基金がなくなればどうするのか。また、毎年兵庫県が標準保険料率を出すなら条例も毎年改正するということか、との質疑に対し、兵庫県の標準保険料率はそのときの状況により決められるので、毎年増減がある。市としては、基金残高も考慮しつつ、毎年試算した上で税率を決めていく、との答弁がありました。  また、委員より、令和4年度の試算において徴収率を93%として試算したのはなぜか、との質疑に対し、市の今年度──令和3年度のことですが──国民健康保険税の徴収率が93%程度になる見込みである。国民健康保険の加入者には自営業の方やパート、アルバイトの方が多く、所得において新型コロナウイルス感染症が大きく影響していることを考慮している、との答弁がありました。  委員より、コロナの影響も分かるが、徴収率を低く試算することで、その分を滞納していない納付者が負担することになるのではないか。令和4年度は93%で試算することはやむを得ないが、コロナが始まってもう2年が経過するので、このまま低い徴収率で試算することは厳しいのではないか。今後は安定的で適切な徴収が求められるのではないか、との質疑に対し、意見は十分に承知している。徴収率を上げていくということに尽きる、との答弁がありました。  討論はありませんでした。  次に、採決の結果でありますが、当委員会において全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、第27号議案 加東市福祉医療費助成に関する条例の一部を改正する条例制定の件についてであります。  まず、追加資料を配付し、助成制度拡大方針決定までの流れと助成拡大の内容について説明がありました。  次に、質疑の内容ですが、委員より、高校生相当の年齢であっても就労されて収入のある方もおられると思うが、助成の対象になるのか、との質疑に対し、対象になる。今回は年齢の要件のみで対象を拡大している、との答弁がありました。  また、委員より、これまでの市の方針は受益者負担という考え方であったと思うが、今回の助成拡大は、これまで議会に説明してきた、市の考え方が大きく変わるものである。市の方針を昨年10月末に決定していたのなら、もう少し早い時期に議会に説明することは考えなかったのか、との質疑に対し、制度内容がしっかり固まった段階で報告すべきと考えていた。これまでに説明できなかったことは申し訳なかったと思っている、との答弁がありました。  また、委員より、今回の助成制度の拡大が実現したことについてはよいことだと思うが、市の長期的な財政計画等がある中で、この制度に関してはどのような考えで短期的に予算化されたのか、との質疑に対し、従来から福祉医療費助成については他市がやるから加東市でもやるというものではないと申し上げてきた。総花的に助成するのではなく、全国一律水準で本来実施されるのが一番よいと捉えていた。しかし、国の子育て世代への支援の環境が大きく変わってきている。この案件に対して、昨年のオータムレビューにおいて4回の差戻しを経て、最終的に今回の判断に至った。若い世代への支援の充実が必要であること、そして子育て環境への国の考え方が大きく変わってきたことがやはり大きな要因である、との答弁がありました。  討論はありませんでした。  次に、採決の結果でありますが、当委員会において全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、第29号議案 加東市東条西ふれあい館条例制定の件についてであります。  まず、理事者から、「社会教育法に定められた公民館との違いについて」、「政党その他の政治団体についての整理について」、「使用料の設定に対する基本的な考え方について」、平成30年12月21日、文部科学省事務通知における解釈を基に、3点の補足説明がありました。  次に、質疑の内容ですが、まず委員から、令和5年度に机、椅子を整備するということだが、令和4年4月から利用できるのか、との質疑に対し、令和4年4月から使える。令和4年度は今ある分で対応する、との答弁がありました。  また、委員より、施設の安全性に関して、東条西体育館耐力度調査の結果、耐力度点数などで基準を満たしておらず、今後長寿命化改修が必要であることが示されていた。まず、安全性を第一に考えるべきではないか。その改修工事はいつするのか、との質疑に対し、令和5年度に予定している、との回答がありました。  また、委員より、施設の収容人員については定数を規則等に明記すべきではないか。市民に分かるようになっているか、との質疑に対し、定員については他の生涯学習施設においても条例、規則では定めず、内規等で定めている。施設の規模や定員などは市のホームページで周知している、との答弁がありました。  また、委員より、施設の管理者はどこか、利用の申込みは、との質疑に対し、ふれあい館に管理者は置かず、東条公民館で維持管理する。東条公民館に来ていただき、利用申請していただくことになる、との答弁がありました。  また、委員より、東条西ふれあい館は社会教育法の規制を受ける施設ではないのに、政治団体等の使用を制限すると社会教育法第23条の規定による使用制限より厳しくすることで、後に不許可の取消しを求められることにはならないのか、との質疑に対し、社会教育法に基づかない施設は市の方針に基づいて運用できるものと考えている、との答弁がありました。  また、委員より、東条西ふれあい館と地域交流センターでは条文が異なることになるが、どう整理するのか、との質疑に対し、地域交流センターの条文を東条西ふれあい館に合わせる形で改正案を提出したい。最終日の提案に向けて、教育委員会を開催し、調整する、との答弁がありました。  なお、この議案については委員より自由討議の申出があり、理事者退席の後、委員間の自由討議を行いました。主に条例第5条第3項第5号及び第6号の取扱いについて意見が出されました。  自由討議の後、委員から第29号議案 加東市東条西ふれあい館条例に対する修正案が提出されました。修正案の内容は、お手元に配付の修正案を御覧ください。  第5条、施設の使用許可について、第3項中の第5号及び第6号を削り、第7号を第5号とするというものです。その理由としましては、第5号、政党その他の政治団体等は、宗教の勧誘活動を行うときについては、社会教育法の適用を受けない施設であるにもかかわらず、この条文により、法の適用を受ける施設より厳しく規制することになっている。特定の候補者を支持する形にならない公平な形の利用であれば使用できるようにするべきである。また、第6号、運動競技に使用するときについては、運動競技で一律に判断するのではなく、使用実態に応じて判断するべきであるから、第3号の管理運営上支障があるときという基準により判断すればよいとそれぞれ考えるためであります。  次に、修正案に対する討論を行いました。  まず、反対討論でございますが、申請窓口において、政治団体使用制限について理解が得られにくい事案もあったのなら、原案のとおり明記したらいいのではないか。また、運動競技については、結局は競技ごとに判断する運用になるのではないかという討論がありました。  賛成討論及び修正案を除く原案について討論はありませんでした。  次に、採決の結果ですが、まず修正案については、賛成多数により修正案のとおり可決すべきものと決定しました。  次に、修正議決した部分を除く原案について、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  なお、3月2日に開催した委員会で、可決した修正案について、「第7号を第5号とする」という文言が欠落しておりましたので、3月17日に委員会を開催し、改めて修正案の再審査を行い、可決すべきものと決定しましたことを報告いたします。  議員各位におかれましては、何とぞ3議案について当委員会の決定のとおり御賛同賜りますようお願い申し上げます。  以上、総務文教常任委員会審査報告といたします。 ○議長(小川忠市君) 総務文教常任委員会委員長報告が終わりました。  これから委員長報告に対する質疑を行いますが、議案ごとに質疑を行います。その後に続きまして討論、採決を行いますので、よろしくお願いします。  念のため申し上げます。  加東市議会運営基準第100に、議員は自己の所属する委員会の委員長報告については質疑をしないと規定しておりますので、よろしくお願いいたします。  それではまず、第26号議案 加東市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定の件の委員長報告に対する質疑を行います。  質疑ございますか。              (「なし」の声あり) ○議長(小川忠市君) これで質疑を終わります。  これから第26号議案に対する討論を行います。  この際、申し上げます。  討論につきましては、会議規則第53条の規定に基づき行ってください。  それではまず、原案に反対者の発言を許可します。              (「なし」の声あり) ○議長(小川忠市君) 次に、原案に賛成者の発言を許可します。              (「なし」の声あり) ○議長(小川忠市君) ほかに討論ございませんか。              (「なし」の声あり) ○議長(小川忠市君) これで討論を終わります。  これから第26号議案 加東市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定の件を採決します。  本案に対する総務文教常任委員会委員長報告原案可決です。  第26号議案について委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(小川忠市君) 起立全員。  したがいまして、本案は委員長報告のとおり可決されました。  次に、第27号議案 加東市福祉医療費助成に関する条例の一部を改正する条例制定の件の委員長報告に対する質疑を行います。  質疑ございますか。よろしいですか。              (「なし」の声あり) ○議長(小川忠市君) これで質疑を終わります。  これから第27号議案に対する討論を行います。  まず、原案に反対者の発言を許します。              (「なし」の声あり) ○議長(小川忠市君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。              (「なし」の声あり) ○議長(小川忠市君) ほかに討論ございませんか。              (「なし」の声あり) ○議長(小川忠市君) これで討論を終わります。  これから第27号議案 加東市福祉医療費助成に関する条例の一部を改正する条例制定の件を採決します。  本案に対する総務文教常任委員会委員長報告原案可決です。  第27号議案について委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(小川忠市君) 起立全員。  したがいまして、本案は委員長報告のとおり可決されました。  続きまして、第29号議案 加東市東条西ふれあい館条例制定の件の委員長報告に対する質疑を行います。  質疑ございますか。よろしいですか。  大畑君。 ◆6番(大畑一千代君) 何点かお尋ねをさせていただきます。  まず、初日の日に私からは、その他の政治団体等というのは滝野文化会館地域交流センター条例にされたときの議案に、「条例になかったものが追加されている、この意図は何か」と、こう質問させてもらいました。その答弁としては、職員が受付する際に説明をするんだけれども、紛らわしくてといったことでという話があったわけなんですけれども、前回この滝野文化会館地域交流センターにする条例案の審議の中では、総務文教常任委員会の審議の中では、チェックシートを作って遺漏のないようにするという、こういうお話であったはずなんですよ。ところが、そういうことが紛らわしくてということになってるんですけれど、総務文教常任委員会の中でそのチェックシートのこととかについて、どんなチェックシートなのかとかという、そういったことについて議論とかあったんでしょうか。 ○議長(小川忠市君) 山本君。              〔15番 山本通廣君登壇〕 ◆15番(山本通廣君) お答え申し上げます。  チェックシートのことは別段に何も、中でそういう協議はございませんでした。
    ○議長(小川忠市君) ほかに。  大畑君。 ◆6番(大畑一千代君) このたびの修正案では第5号を削るということなんですが、第5号には政党とか政治団体以外に宗教のことも書かれてますよね。その宗教の勧誘活動、これについてもオーケーということですよね、これは。宗教の勧誘活動オーケーにされるということについては、私この前の地域交流センター条例制定の件のときには憲法のことも言って、特定の宗教に対していろいろな便宜を図ったらいかんとかという憲法の規定があるんですけれど、そういうことも言って、宗教に関してはある程度の規制があっても仕方がないのかなということを申し上げたんですけれど、宗教の部分も勧誘活動を行ってもいいですよとされる理由というのは何か議論されましたですか。 ○議長(小川忠市君) 山本君。              〔15番 山本通廣君登壇〕 ◆15番(山本通廣君) 先ほどの大畑議員のことですが、これは第5号ですか、それ省くというわけですから、宗教に対しての制限はないものということになると思います。それでよろしいですか。 ○議長(小川忠市君) 大畑君。 ◆6番(大畑一千代君) それなくなります。それは分かってるんですよ。禁止項目を削るわけですから、なくしてしまうわけですから。ということは、宗教の勧誘活動は行ってもいいということになりますよね。だから、そういう議論はされたのかどうか。それも皆さんは宗教もオーケーでええやないかいと、勧誘活動を行ってもええやないかということになったのか。そのあたりを聞いたんですけれど。 ○議長(小川忠市君) 山本君、どうぞ。              〔15番 山本通廣君登壇〕 ◆15番(山本通廣君) 宗教の云々という協議はほとんど出ませんでした。ただ、社会教育法の適用がないということですので、それはあるんじゃないですかね。だから、宗教法人はこのたびの条例の中で省きますからね。ですから、禁止されないということになるんじゃないかと思いますが。それでよろしいですか。 ○議長(小川忠市君) 委員長、議論があったかどうかだけ、宗教についての議論があったかどうかだけお答えください。 ◆15番(山本通廣君) 議論は、今冒頭に申し上げましたように、ほとんどありませんでした、宗教に関しては。  以上です。 ○議長(小川忠市君) 大畑君、どうぞ。 ◆6番(大畑一千代君) 先ほどの委員長の委員長報告の中であったことについて先に言いますわね。社会教育法に基づかない施設だから、市の方針で規制できるんだという教育委員会の答弁、考え方であったとお聞きしたんですけれども、そんなん無理ですよ。私が思うのは、社会教育法には、そら公民館は社会教育施設だからということで規制があります。公民館やないから、そしたら市がどんな規制を行ってもええんやというたら、それは大きな間違いだと私は思うんですよ。社会教育法とかいろいろな法律があって、個別に規制を行うことは、それはあるとは思いますよ。でも、それは上に憲法があって、憲法の理念に沿って規制をするわけですよ。社会教育法に規制がないからといって何でもできるかというたら、もともとの憲法があるわけだから、憲法の理念に沿ってやらなあかんわけですよ。 ○議長(小川忠市君) 大畑君、質疑をお願いします。 ◆6番(大畑一千代君) だから、そういう、いや、でも、教育委員会がそう言ったからといって、ああ、そうですかで終わったんですか。それは間違いだと私は思いますよ。そういう議論はなかったんですか。 ○議長(小川忠市君) 山本君。              〔15番 山本通廣君登壇〕 ◆15番(山本通廣君) お答えします。  これは、今の関係は社会教育法の適用がないということですから、それはこの条例に基づいてするということでの答弁でしたね。市のほうでやるということです、判断で。そういうことです。 ○議長(小川忠市君) 大畑君。 ◆6番(大畑一千代君) すいません、何度も。  前回、滝野文化会館地域交流センターにする条例案を加東市議会は通してますよね。同じ規定があるんですよ。滝野文化会館地域交流センターにして、その事業であるとか目的も今この東条西ふれあい館、これと変わらないというのは教育委員会が認めてますよね、当初、初日に。令和2年12月の総務文教常任委員会の審査の中での教育委員会の答弁の趣旨から考えると、その他の政治団体等というのがある、ないにかかわらず規制するということの趣旨は全然変わらないんですよ。それなのに、加東市議会は、反対したのは私も含めて5人ですわ。地域交流センター条例に反対したのはね。ほかの議員は賛成なさっとるんですよ、その規定がある、滝野文化会館地域交流センター条例に。なのに、今回何でこれ削るんですか。真逆の結論を出されようとしているんですよ、これ。真逆のことを言われようとしているんですよ。そんなんが通るんですかね?これ提案されたのは藤尾議員だって聞いてますし、反対されたんは小紫議員だけやということは聞いてます。そんなことができるんですか。こんなんしてええんですか、加東市議会は。そういう議論はなかったですか。 ○議長(小川忠市君) 山本君。              〔15番 山本通廣君登壇〕 ◆15番(山本通廣君) お答え申し上げます。  それで、今言う東条西ふれあい館条例と、それから滝野の地域交流センターですか、それのそごも修正するという方向で今やってるところでございます。それでよろしいですか。 ○議長(小川忠市君) 大畑君、委員長報告に対する質疑をお願いします。  大畑君。 ◆6番(大畑一千代君) そうしましたら、滝野文化会館の加東市地域交流センター条例と今度の条例は違ってきますよね。違ってくるんだったら、この修正案を可決した時点で、この地域交流センター条例、旧滝野文化会館の、それの改正についても委員会として審議すべきじゃないんですかね。そういう意見はなかったですか。でないと、これ変な、違うままですよね。委員長、先ほどおっしゃったように、そごが出てるままになってるんですよ。それについて何とかせないかんと言うとか、この地域交流センター条例滝野文化会館のそれもこれに合わすように委員会で修正、改正案を出そうとか、そういう議論にはならなかったんですか。 ○議長(小川忠市君) 山本君。              〔15番 山本通廣君登壇〕 ◆15番(山本通廣君) お答え申し上げます。  そのそごを修正するという方向で今やっておるということで、これ後にまたあるんじゃないですかね、案件として。そういう方向で、そのそごを埋め合わせるという修正、それをするんだろうと思いますよ。 ○議長(小川忠市君) 委員長、委員会の中でそういう条例改正をしなければならないという議論はあったかどうかという御質問でした。 ◆15番(山本通廣君) あったから、そういう方向で今行っとるということです。 ○議長(小川忠市君) 大畑君。 ◆6番(大畑一千代君) そしたら、同時にこれ出してもらわないと困りますよね、その修正案、改正案を、滝野文化会館地域交流センター条例改正案を。教育委員会から出とるやつは、これ中を見たら、今の原案である東条西ふれあい館条例に合わせてありますよね。やっとることは、総務文教常任委員会なり議会がやろうとしてることはこれと違いますし。だったら、総務文教常任委員会地域交流センター条例の改正案も出してもらわないと。それが、そごがあるということが分かっとるから今進んでますということですけれど、それはいつ出てくるんですかね。 ○議長(小川忠市君) 大畑君、委員長報告に対する質疑でお願いします。なぜその条例を出さないのかどうかというのは委員長報告にはなかったので。  大畑君。 ◆6番(大畑一千代君) そしたら、その議論がどこまで進んでいるのかは教えてもらわなくていいんですか、それは。議論があったか、なかったか。いつ出すかとか、議論があったか、なかったか。答えてください。 ○議長(小川忠市君) 暫時休憩します。                午前10時01分 休憩                ─────────                午前10時04分 開議 ○議長(小川忠市君) 休憩を閉じ、会議を再開します。  山本君。              〔15番 山本通廣君登壇〕 ◆15番(山本通廣君) そういうことで、そのそごがあるということで、それで当局に対応を求めてるということになると思います。それでよろしいですか。 ○議長(小川忠市君) ちょっと休憩します。                午前10時05分 休憩                ─────────                午前10時20分 開議 ○議長(小川忠市君) それでは、休憩を閉じまして、会議を再開します。  山本君。              〔15番 山本通廣君登壇〕 ◆15番(山本通廣君) 先ほどの件ですが、今第5条の東条西ふれあい館条例で御意見あるわけですけれども、これの今修正案が通った場合、当局にその整合性、いわゆる加東市地域交流センター条例、整合性を取るように対応を求めることにしております。そういうことです。 ○議長(小川忠市君) よろしいですか。  ほかに質疑ございますか。              (「なし」の声あり) ○議長(小川忠市君) これで質疑を終わります。  これから第29号議案に対する討論を行います。  委員長報告は修正でございます。このため、討論は議会運営基準第102に基づき次の順序で行ってください。  まず、原案に賛成者、次に原案及び修正案反対者、次に原案賛成者、次に修正案賛成者の順でございます。まず、原案賛成者、次に原案及び修正案反対者、次にもう一度原案賛成者、最後は修正案の賛成者、この順序で行ってください。  まず、原案に賛成者の発言を許可します。  小紫君。              〔12番 小紫泰良君登壇〕 ◆12番(小紫泰良君) 第29号議案 加東市東条西ふれあい館条例制定の件、原案に賛成の立場から討論に参加させていただきます。  今回の加東市東条西ふれあい館条例制定の件は委員会付託されていたわけですけれども、その委員会質疑の中で、この原案があることにより、窓口の運用上、混乱を来さないようにしたいということでございました。先ほどからの加東市東条西ふれあい館条例の第5条第3項第5号、政党その他の政治団体または宗教の勧誘活動を行うとき、第6号、運動競技に使用するとき、これがあることにより混乱を来さないようになるということでございましたら、原案に賛成すべきではないかということで、討論とさせていただきます。  以上でございます。 ○議長(小川忠市君) 次に、原案及び修正案反対者、どちらも反対者の討論を許可します。  大畑君。              〔6番 大畑一千代君登壇〕 ◆6番(大畑一千代君) 原案にも修正案にも反対の立場で討論をさせていただきます。  まず、これは滝野文化会館地域交流センター条例のほうからも関連することなんですよ。そのときにも、令和2年の12月議会でも、私はこんな規定は設けるべきじゃないというのをさんざん申しました。途中、議長からも、もっと簡潔にするようにというお叱りも受けながらですね。しかし、ほっておけないということで反対しました。その反対の内容というのは、この政治活動等をこういうふうに規制することについてのことでございますが、社会教育法の直接規制を受ける公民館でさえ、大津市であったり広島市、これはもう政治活動で利用することを緩和してるんですよ。そういうことも申し上げました。そのことに関連して、総理大臣の国会における答弁も引用させていただきました。最後には、こんな条例をつくったら、市民へのサービス低下、そしてそれを受け付ける窓口職員には負担になると、そういうことを申し上げました。結局そのとおりになってしまっているんですよ。今回の東条西ふれあい館条例についても、設置目的、事業、それから規定の内容も何ら変わらないわけですよね。前回の地域交流センター条例には10人の議員が賛成されました。反対したのは北原議員、それから古跡議員、私、それから長谷川議員、桑村議員です。反対の理由は分かりません。私は反対討論しましたけれども。分かりませんが、その5人だけなんですよ。ほかの10人の方は、こういう規定に賛成をされたんですよ。たった1年3か月前です。それに賛成をしておって、なぜこんな修正案が出されるんですか。私は、この修正案さえ出す権利なんかないと、資格がないと、このことだけは申し上げておきたいと思います。それをなぜそんな審議して、1年3か月前に賛成しておったのに、今回真逆の決定をする、こんなん信念も何もあったものじゃないですよ。道理に欠けるとか、信義にもとるとか、そういう話も一切なかったわけでしょう、総務文教常任委員会の審議の中で。私は、議員というよりも、人としてこれはいかがなものかと、こう思いますよ。こんなに真逆の判断を、たった1年3か月の間に違う判断をされる、こんな議会があっていいんでしょうかね。信念がないと言われても仕方ないですよ。何でもありの加東市議会で、ないのは信念だけ、こういうことになってしまいますよ。ですから、ほかにも反対理由はいっぱいありますけれど、もともとこんな修正案が出されること自体、私はいかがなものかと思いますよ。賛成したんでしょう、一旦、1年3か月前、令和2年の12月議会で、地域交流センター条例に。こういう規定は駄目だと私が再三言うたのに、それを聞かずに、あなた方は賛成されたんじゃないですか。それが何で、ここでこういう修正案が出るんですか。おかしいじゃないですか。市民の皆様に胸張って言えますか、これ。言ってください。今回この修正案に賛成されるのであれば、なぜ前回賛成して、今回はこの修正なんだということを4万市民の皆様に言うてください。それはいろいろ、いやいや、地域交流センター条例と東条西ふれあい条例は違ってもええやないかと言われるんだったら、何で違ってもいいのか、そのことを言ってくださいよ。 ○議長(小川忠市君) 大畑君、討論は簡潔にお願いします。おっしゃりたいことはよく分かりますけれども、討論は時間が限られています。 ◆6番(大畑一千代君) 先ほど申しましたように、教育委員会の答弁で、原案の部分ですけれど、社会教育法の直接規制を受けないんだから、市が市の方針で規制してもいいんやという、そういう答弁だったわけでしょう。こんなん大きな間違いですよ。はっきり言うときますよ。憲法を忘れてしまってますよ、憲法の趣旨を。憲法は、表現の自由だったり集会、結社の自由を言うとるわけですよ、保障しとるわけですよ。そうでしょう。それを具現化するのは行政の役割ですよ。そんなんを無視して条例つくったら駄目ですよ、こんなん。だから、前も言ったじゃないですか。こんなんしたら憲法違反に問われることがあるから、何でこんな冒険するんやと前にも言ったでしょう。何にも分かってないですよ、これ。議員の皆さん、どうですか、それでもいいんですか。おかしいですよ、こんなやり方。それだけ言うときます。ぜひこれは全て否決して、もう後から出る教育委員会滝野文化会館地域交流センター条例、これも全部否決して、6月議会までに十分練っていただいて、仕切り直すしかないですよ。そうか、3つとも審議未了で廃案にするしかないですわ。でないと、恥ずかしいですよ、これは、加東市議会として。それだけ申し上げときます。反対します。 ○議長(小川忠市君) 続きましての討論は、もう一度、原案に賛成の方の討論を許可します。原案賛成の方の討論を許可します。いらっしゃいませんか。              (「なし」の声あり) ○議長(小川忠市君) 次に、修正案に賛成の方、討論を許可します。修正案賛成の方。  藤尾君。              〔13番 藤尾 潔君登壇〕 ◆13番(藤尾潔君) 修正案に賛成、提案した立場ですけれども、討論させていただきたいと思います。  まず、宗教ということに関してありましたけれど、これは宗教だけを取り立てて問題にすることは必要がなくて、要は例えば市の施設であっても宗教の活動が行われてる施設も、宗教団体に使用許可をしてる施設もあるわけですから、そこは問題ないと思います。確かに、1年半前と違うやないかと。ただ、今回はそういう御意見も聞いて、初日に質疑も受けて、お話を聞いたら、そういうふうにおかしいんじゃないかという話になるんですけれども、やはり真摯に議論した結果だと思います。  そしてもう一点、地域交流センター条例のときはやはり運用面で、この面でそごがないようにすると私は聞いておりましたけれども、実際この条例をそのまま通しますと、勧誘を行うときということが唯一判断の基準になるわけですよね。政治団体が以前では、もともと載ってなければ、それで許可できますし、今の場合、政治団体や政党が使おうとした場合に勧誘活動を行うかどうかということが、このまま通しますと、問われるわけです。実際に私は1度使わせていただきました、滝野文化会館のときに。そのときに、結局、勧誘活動を行いますかと聞かれて、中で何があったか職員さんがずっと立ち会われてるわけではないですし、そのときにも議論あったと思いますけれども。じゃあ、私がやっていることが、特に政治の活動ですから、勧誘活動であるか、ないかというのは、これ主観の世界ですよね。ある場合は、私がこれは純粋な自分の活動の報告でやっておりますって言っても、ある方は、あれは勧誘活動やってるじゃないか、あれは違反じゃないかということになるわけですから。これは今の条例をそのまま通しますと、政党とか政治団体、あるいは宗教もそうですけれども、それは中でやってることが勧誘であるか、ないかという非常に主観的なもので判断しなければいけないという、非常にこのまま通すと問題が起きると思います。そういうことで削除しておるわけなので、修正案に御理解をいただきたいと思います。実際これはもともとの意味からして現場で非常に混乱が起きますし、起きる可能性が非常に高いと私は考えております。  以上です。 ○議長(小川忠市君) ほかに討論ございませんか。ございませんか。              (「なし」の声あり) ○議長(小川忠市君) これで討論を終わります。  これから第29号議案 加東市東条西ふれあい館条例制定の件を採決します。  本案に対する総務文教常任委員会委員長報告は修正です。  まず、委員会の修正案について起立によって採決します。  委員会の修正案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              (起 立 多 数) ○議長(小川忠市君) 起立多数。  したがいまして、第29号議案につきましては修正案のとおり可決されました。  次に、ただいま修正議決した部分を除く原案について採決します。  修正議決した部分を除く部分について原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              (起 立 多 数) ○議長(小川忠市君) 起立多数。  したがいまして、修正議決した部分を除く部分は原案のとおり可決されました。 △日程第2 第9号議案ないし第15号議案 一括上程 ○議長(小川忠市君) 日程第2、第9号議案 令和4年度加東市一般会計予算から第15号議案 令和4年度加東市病院事業会計予算までを一括議題とします。  上程議案について、予算特別委員会委員長 長谷川幹雄君の報告を求めます。  8番長谷川幹雄君。              〔8番 長谷川幹雄君登壇〕 ◆8番(長谷川幹雄君) それでは、予算特別委員会の委員長報告をさせていただきます。  令和4年3月1日、第105回加東市議会定例会の本会議において当委員会に付託されました第9号議案 令和4年度加東市一般会計予算から第15号議案 令和4年度加東市病院事業会計予算につきまして、3月7日、8日、9日の3日間委員会を開催し、鋭意審査を行いました。  令和4年度施政方針を中心に、各所管における事務事業、特に令和4年度の新規事業及び継続事業、また長年の懸案事項について審査を行ってまいりました。委員会の概要とその結果について報告申し上げます。  審査の方法でございますが、各所管長並びにその補助職員から予算特別委員会資料に基づき説明を求めた後に、委員各位の質疑を中心に委員会を進めてまいりました。  初日の3月7日は上下水道部、秘書室、まちづくり政策部、産業振興部、議会事務局の審査を行いました。3月8日は病院事業部、委員会事務局、健康福祉部、教育振興部、こども未来部の審査を行い、最終の9日は総務財政部、都市整備部、会計課、市民協働部の審査を行いました。  この予算特別委員会は議長を除く全議員が委員ですので、詳細な説明は省略させていただき、討論、採決のみの報告をいたしますので、よろしくお願いいたします。  最終日は、全ての審査が終了した後に、理事者同席の下に、議案ごとに討論、採決を行いました。  討論は、第9号議案 令和4年度加東市一般会計予算から第15号議案 令和4年度加東市病院事業会計予算まで、ありませんでした。  次に、表決の結果であります。  第9号議案 令和4年度加東市一般会計予算は賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定し、第10号議案、第11号議案、第12号議案、第13号議案、第14号議案、最後に第15号議案は全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  議員各位におかれましては、当委員会の決定どおり御賛同いただきますようお願いいたしまして、予算特別委員会の審査報告とさせていただきます。 ○議長(小川忠市君) 予算特別委員会委員長報告が終わりました。  加東市議会運営基準第100に、議員は自己の所属する委員会の委員長報告については質疑をしないと規定しておりますので、予算特別委員会は全議員が所属しておりますので、質疑を省略します。  これから議案ごとに討論、採決を行います。  初めに、第9号議案 令和4年度加東市一般会計予算の討論を行います。  まず、原案に反対者の発言を許可します。              (「なし」の声あり) ○議長(小川忠市君) 次に、原案に賛成者の発言を許可します。  大畑君。              〔6番 大畑一千代君登壇〕 ◆6番(大畑一千代君) 一般会計予算に賛成の立場で討論します。予算特別委員会では討論しなかったんですが、討論させていただきます。  委員会審議の中で1つ、農地整備課の環境対策費の危険木に関する予算の審議過程で、私は以前から一般質問で、台風による倒木対策として、条例を制定し、樹木の所有者に管理義務を負わせるべきではないかと、こう指摘してまいりました。この議会に条例案が提出されるものと思っておりましたが、それがないままに、危険木対応業務関係で200万円の予算があったため、管理義務を課さずに行政が対策を講じると、全て行政側で対応することになってしまうのではと意見を述べさせていただきましたが、最後に市長から、行政代執行についても弁護士の意見は「難しい」、こういう趣旨の発言がございました。行政代執行ということは、樹木の所有者に管理義務を課すのが前提と私は受け止めました。市長は管理義務を課す方向でしっかりと検討いただいていると、これは逆に評価すべきと、このように思い直したところでございます。空き家の敷地の庭木等人為的に植えられた樹木と山林に自然に生えている木と同じように管理責任を負わすことは難しいということは理解しておりますが、しっかりと検討いただいていることは評価しておきたいと、このように思います。  そのほかの部分でございますが、乳幼児、子どもの医療費給付事業について、所得制限の撤廃や高校生相当まで一部負担金の全額補助に取り組まれること、それからまた山田錦等酒造好適米農家への支援継続に加え、食用米農家へも10アール当たり2,500円の支援に新たに取り組まれることも評価をいたします。  それから、北はりま消防組合の負担金の見直しについてですが、安田市長と方向を一にして取り組んでまいりましたが、現在のところかなわなかったところですが、しっかりとこれまでから安田市長も取り組んでいただきました。このことを新しい市長にも引き継いでいただきたいと思っております。  そして、新年度一般会計予算の総額なんですが、234億5,000万円、2、3、4、5、末広がりでございます。新年度の加東市の発展を確信しまして、賛成討論といたします。  ちょっと早いですが、安田市長、ありがとうございました。お疲れさまでした。 ○議長(小川忠市君) ほかに討論ございますか。              (「なし」の声あり) ○議長(小川忠市君) これで討論を終わります。  これから第9号議案を採決します。  本案に対する予算特別委員会委員長報告は原案可決です。  委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(小川忠市君) 起立全員。  したがって、本案は委員長報告のとおり可決されました。  次に、第10号議案 令和4年度加東市国民健康保険特別会計予算の討論を行います。  討論ございますか。              (「なし」の声あり) ○議長(小川忠市君) これで討論を終わります。  これから第10号議案を採決します。  本案に対する予算特別委員会委員長報告は原案可決です。  委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(小川忠市君) 起立全員。  したがって、本案は委員長報告のとおり可決されました。  次に、第11号議案 令和4年度加東市後期高齢者医療特別会計予算の討論を行います。  討論ございますか。              (「なし」の声あり) ○議長(小川忠市君) これで討論を終わります。  これから第11号議案を採決します。  本案に対する予算特別委員会委員長報告は原案可決です。  委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(小川忠市君) 起立全員。  したがいまして、本案は委員長報告のとおり可決されました。  次に、第12号議案 令和4年度加東市介護保険保険事業特別会計予算の討論を行います。  討論ございますか。              (「なし」の声あり) ○議長(小川忠市君) これで討論を終わります。  これから第12号議案を採決します。  本案に対する予算特別委員会委員長報告は原案可決です。  委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(小川忠市君) 起立全員。  したがいまして、本案は委員長報告のとおり可決されました。  次に、第13号議案 令和4年度加東市水道事業会計予算の討論を行います。  討論ございますか。              (「なし」の声あり) ○議長(小川忠市君) これで討論を終わります。  これから第13号議案を採決します。  本案に対する予算特別委員会委員長報告は原案可決です。  委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(小川忠市君) 起立全員。  したがって、本案は委員長報告のとおり可決されました。  次に、第14号議案 令和4年度加東市下水道事業会計予算の討論を行います。  討論ございますか。              (「なし」の声あり) ○議長(小川忠市君) これで討論を終わります。  これから第14号議案を採決します。  本案に対する予算特別委員会委員長報告は原案可決です。  委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(小川忠市君) 起立全員。  したがって、本案は委員長報告のとおり可決されました。  次に、第15号議案 令和4年度加東市病院事業会計予算の討論を行います。  討論ございますか。              (「なし」の声あり) ○議長(小川忠市君) これで討論を終わります。  これから第15号議案を採決します。  本案に対する予算特別委員会委員長報告は原案可決です。  委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(小川忠市君) 起立全員。  したがって、本案は委員長報告のとおり可決されました。  ここで休憩します。                午前10時47分 休憩                ─────────                午前11時00分 開議 ○議長(小川忠市君) それでは、休憩を閉じ、会議を再開します。 △日程第3 第33号議案 加東市地域交流センター条例の一部を改正する条例制定の件 ○議長(小川忠市君) 日程第3、第33号議案 加東市地域交流センター条例の一部を改正する条例制定の件を議題とします。  提案理由の説明を求めます。  教育振興部長。              〔教育振興部長 田中孝明君登壇〕 ◎教育振興部長(田中孝明君) 第33号議案 加東市地域交流センター条例の一部を改正する条例制定の件につきまして、提案理由並びにその内容を御説明申し上げます。  議案書の要旨を御覧ください。  改正理由ですが、地域交流センターの利用申込みに際し、不許可の事項が不明確なため申込手続に時間を要する場合があることから、これを明確にするため、所要の改正を行うものでございます。  次に、改正の内容でございますが、第8条第3項第6号において、「政党」の右に「その他の政治団体等」を加える改正を行うものです。  なお、この条例は公布の日から施行いたします。  以上、第33号議案 加東市地域交流センター条例の一部を改正する条例制定の件についての説明とさせていただきます。御審議の上、議決いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(小川忠市君) 提案理由の説明が終わりました。  これから質疑を行います。  質疑ございますか。  藤尾君。 ◆13番(藤尾潔君) 今回このような形で提案がされますと、要はその他の政治団体が利用しようと思った場合、今までは使えましたが、今後は勧誘活動が行われたのか行われてないのかというのが使用許可の判断の基準になりますよね。私も多分一度使わせていただいたとき、それはこの条例がないときですから念を期してということになると思うんですが、事前には勧誘活動やりませんということで調整させていただきましたが、例えば当然会合を常に職員さんがチェックされているわけでもないですし、実際そこの中で勧誘活動が行われたかどうかなんて分からないと思いますし、非常に勧誘したか、していないかって主観的なものだと思うんですよ。そういう点からすると、勧誘活動というところで線引きをしていく──政治団体を加えて──ことに対しては、窓口負担の軽減とおっしゃったと思うんですけれども、逆に判断が非常に難しくなるのではないかと思うのですが、その点はいかがお考えでしょうか。 ○議長(小川忠市君) 教育振興部長。 ◎教育振興部長(田中孝明君) 窓口で実際に、非常に分かりにくいという御意見をいただいております。その他の政治団体等は入ってないけれども、そこはどうなのということを申込みの問合せに来られた方から実際にいただいておりますので、そこのところを明確にしようとするものです。  それで、勧誘活動が行われているかどうかにつきましては、申込みの中でチェックシート等活用して聞き取りを行っていく中でやっていくルールができておりますので、そのルールに従ってやっていけば特に問題ないかと考えております。 ○議長(小川忠市君) 藤尾君。 ◆13番(藤尾潔君) 問合せがあって、ややこしかったというのは分かるんです。そこでどうして厳しくする方向へかじを切られたのかというのは、それだったら両方省くという選択肢もありますよね。その他の政治団体が使っていいのか悪いのかという問合せがあるのであれば、今回はそれも加えて禁止をしますという方向で出されますけれども、ややこしいのであれば利用を許可するという方向もあると思うんですが、そういうふうに許可しないという方向で整理された理由について教えてください。 ○議長(小川忠市君) 教育振興部長。 ◎教育振興部長(田中孝明君) 政党の記載に係る運用については、これまでのものと何ら変更はしておりません。地域交流センター条例制定時に総務文教常任委員会で答弁させていただいたとおり、あくまで勧誘を禁じているため、その他政治団体についても政党に含まれるという解釈で運用しておりましたので、厳しくなったというよりは、誤解が生じないように、より明確化したということで御理解いただけたらと思います。 ○議長(小川忠市君) 藤尾君。 ◆13番(藤尾潔君) 今回、選挙が行われる際、これも一緒やと思うんですけれども、この地域交流センターというのは演説会場の指定を受けていますよね。だから、それに関しては全く例えば、これは実施主体は選挙管理委員会ではないですよね。当然、選挙のときでしたら、候補者が自分の勧誘を目的としてされるわけです。それは許可されるわけですよね。その点についてはどうお考えなんでしょうか。 ○議長(小川忠市君) 教育振興部長。 ◎教育振興部長(田中孝明君) あくまで、そこは後援会等につきましても同じ解釈でもちまして、勧誘行為ではなくて、あくまでも政治活動の報告であったり講演であったりという解釈でもって運用できると考えております。 ○議長(小川忠市君) 藤尾君。 ◆13番(藤尾潔君) それは厳しいのではないですか。選挙期間中に選挙運動として行うことを許可してる施設ですよ。選挙運動において勧誘を目的としないということはあり得ないと私は思うんです。つまり、一方で選挙期間中に演説を許可する施設として指定しておいて、ここで政党その他の政治団体が勧誘をする行為はこの施設は駄目だと言ってる理由は、例えば何か選挙管理委員会との間で、もうこれは特例ですという話をするのか。それだったら、なぜしていいのかというところになると思いますし。それは、例えばそこは政治活動とか単なる講演会ではないですよ。私も仮に……、私とか議員選挙される方、議員選挙の場合も使えますから、議員選挙の場合に、選挙期間中にここの会場を借りて行えば、恐らく勧誘活動でないことは考えられないと思います。そういう意味で、単なる講演会ということで目的は整合しますかね。実際許可されてるんですかね、そこは。 ○議長(小川忠市君) 教育振興部長。 ◎教育振興部長(田中孝明君) 繰り返しになるかもしれないですけれども、前回この条例制定のときにも申し上げたんですけれども、講演会等が、その後援会に加入することにつきましては勧誘行為に当たりますので、それについては使用できないと。ただ、自分の主張をそこで述べられることについては、それをそこまで制限するものではないので利用を認めますという運用をしていくということでございます。 ○議長(小川忠市君) 藤尾君。 ◆13番(藤尾潔君) 私は、混乱を来さないようにって言いましたよね、今のほうがよっぽど混乱を来すと思います、今の解釈のほうが。  もう一つ申し上げたいことは、実はこの規制をしてしまいますと、例えば東条地域だと、今だとミナクルであるとか東条文化会館はこういう活動に使えます、政治活動。宗教は許可してたかな。社地域でも国際学習塾とか社福祉センターは使えます。ところが、滝野地域はこういうことができる施設がなくなるんですよ。要は、以前は滝野文化会館でということでできましたが、今回はできない。そして、今私はこれ選挙の活動ということで言っていますけれども、実は選挙管理委員会が許可してる施設はもう一つ、複合施設、滝野図書館の3階の。そういうことで、実際普通にやろうとした場合に、地域性を考えた場合に、なくなるんですよ。だから、そういうことを要はさらに厳しくするということに対して地域性の配慮とか今までできたことができなくなったということを考えられてますか。政治団体も含めて、そういうことを禁止するということに対して非常に厳しい縛りであるとは考えられないですか。 ○議長(小川忠市君) 教育振興部長。 ◎教育振興部長(田中孝明君) 先ほどの答弁の繰り返しになりますが、その他政治団体等の文言を入れたからといって、さらに厳しくなるという認識は持っておりません。 ○議長(小川忠市君) 大畑君。 ◆6番(大畑一千代君) 先ほどの続きになってしまうかも分からないんですけれども、東条西ふれあい館条例のほうで、要は社会教育法の規制を受けないんだから、市の方針で厳しくしてもええんだという答弁を委員会の中でなさったということなんですが、それについては本当にそれでいいとお思いなんでしょうかね。先ほども申しましたように、憲法は集会の自由だとか表現の自由は保障してるんですよね。その保障を具現化するのが行政じゃないんですかね。その保障を具現化する方向で仕事をしないといけないんじゃないんですかね。公務員というのは憲法の遵守義務がございますよね。それについてはどのようにお考えなんでしょうか。それだけ聞かせてください。 ○議長(小川忠市君) この議案に関しての御質疑ですか。  大畑君。 ◆6番(大畑一千代君) ですから、ここまで厳しくするということは、社会教育法で規制するより厳しくするわけですよ。それが憲法上どう思われてるのかということを聞いとるんですよ。 ○議長(小川忠市君) 教育振興部長
    教育振興部長(田中孝明君) 先ほどの繰り返しになりますが、今回の改正によってさらに厳しくするという認識はこちらのほう持ってございません。 ○議長(小川忠市君) 大畑君。 ◆6番(大畑一千代君) 厳しく、厳しくないじゃなしに、要は社会教育法の規定を受けないんだから市の方針でどうでもできるんだと。ということは、もう憲法を無視しとるわけですよ、私から言わせてみれば。先ほども言いましたように、憲法は集会の結社の自由だとか表現の自由を保障しとるわけですよ。保障しとるんだから、特別の場合を除いては、それを具現化する方向で仕事せな駄目でしょということ申し上げとるんですよ。それと逆方向へ行ってますよ、これは。だから、それについてどう考えていらっしゃるのかということをお聞きしよるんですよ。 ○議長(小川忠市君) 大畑議員は、この条例は厳しくなってるほうなのに、憲法の自由とかを侵すだろうと、そういう考えやないかという御質疑ですね。  大畑君。 ◆6番(大畑一千代君) ですから、法律の規制を受けへんねんから、市の方針でどうでもできるというのはおかしいでしょと、そのことを申し上げとんですよ。そうなってるじゃないですか、これは。 ○議長(小川忠市君) 教育長。 ◎教育長(藤本謙造君) どうでもできるということなんですけれど、私たちは、今大畑議員がおっしゃってるように、集会の自由であったり、表現の自由であったり、あるいは思想信条等は保障されてるということは十分理解をしています。ただ、ここで言ってるのは、特定の政党がとやかくという問題ではなくて、政党及び政治団体、それから宗教においての勧誘行為だけは避けてほしいと、そこだけを提案してるということで御理解をいただきたいなという思いではいます。ですから、憲法にということではないとは理解をしてますし、行政が憲法に違反するようなことはしてはいけないということは十分理解しておりますので、そこで少し議論が食い違ってるのかなという思いは持っています。 ○議長(小川忠市君) よろしい。  大畑君。 ◆6番(大畑一千代君) 今、先ほど来藤尾議員が質問された中でも後援会の云々とにはあるんですけれど、当初から後援会が、前回の令和2年12月の総務文教常任委員会で言われてるのは、後援会が行う集会は勧誘があるものと解釈せざるを得ないと言われとるんですよ。そのときからね。だから、その延長線上で今田中部長が答弁されとるのは、それはよく分かるんですよ。私から言わせたら、こんなん初めから分かっとるのに、今何で聞くんやという思いでもおるんですよ。だから、そんなんは分かっとるんですよ。そやけれども、おかしいでしょうと、憲法の理念からいうたらおかしいんじゃないんですかということを言うとるんですけれども、いや、そういうことじゃないとかという話ですけれど、私はそうだと思いますけれど。 ○議長(小川忠市君) それを御意見として伺ってよろしいですか。質疑……。 ◆6番(大畑一千代君) もう一度、もう一度。もうもう、ほな、御意見としときましょか。 ○議長(小川忠市君) よろしいですか。 ◆6番(大畑一千代君) 何遍聞いても同じや思います。 ○議長(小川忠市君) そしたら、御意見として伺っときます。  ほかにございますか。              (「なし」の声あり) ○議長(小川忠市君) これで質疑を終わります。  これから討論を行います。  まず、原案に反対者の発言を許可します。  大畑君。              〔6番 大畑一千代君登壇〕 ◆6番(大畑一千代君) 先ほど来いろいろな質疑応答を聞いてましたら、それやったら何で1年3か月前の令和2年12月議会に反対しなかったんだと……。 ○議長(小川忠市君) 大畑君、先に反対か賛成かをお願いします。 ◆6番(大畑一千代君) 反対討論は……。 ○議長(小川忠市君) ああ、申し訳ない。反対討論、どうぞ、反対討論。すいませんでした。 ◆6番(大畑一千代君) 最初に戻ります。  質疑応答を聞いておりましたら、それだったらなぜ令和2年の12月議会で私はさんざん言って反対討論したのに、賛成された方がなぜあんな質問を今になってされるんかというのがもうさっぱり分からないんですよ。ですから、はっきり言って、そんなことを言ってたら、市長以下職員は一体何を信じて仕事したらええんやと、私はそういうことになると思いますけれどね。  反対討論ですけれど、これはもうもともと言ってるように、その他の政治団体等、その文言が加わる加わらん、こんなん関係ないんですよ。もともとそうなんですよ、教育委員会の考え方は、先ほども申しましたように。そやから、藤尾議員からの質疑応答でも、はっきり田中部長おっしゃったように、政治団体も駄目なんですよ、当初から。それをはっきりさせただけの話なんですけれど。しかし、これはっきりさせたからといって、もめないことにはなりませんよ。もともとこの規定が間違っとるんですから、文句言う人があるのは当然なんですよ。だから、最初からこんな規制はしたら駄目やと言ってたんです、私は。職員が窓口で大変な目に遭うだけやと。その上に市民のサービス低下につながると、市民へのサービス低下にね。だから、駄目やと言ってたんですよ。言ってたのに、今日はもう11人やて、もう信じられない話ばっかりなんですけれど。そやから、何でもありの加東市議会ですから、仕方がないとはいえ、こういう規制をするという考え方そのものに私は反対です。  以上です。 ○議長(小川忠市君) 次に、原案に賛成者の発言を許可します。ございませんか。              (「なし」の声あり) ○議長(小川忠市君) これで討論を終わります。  これから第33号議案 加東市地域交流センター条例の一部を改正する条例制定の件を採決します。  本案について原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              (起 立 少 数) ○議長(小川忠市君) 起立少数。  したがって、本案は否決されました。 △日程第4 議員提出第1号議案 加東市議会基本条例の一部を改正する条例制定の件 ○議長(小川忠市君) 次に、日程第4、議員提出第1号議案 加東市議会基本条例の一部を改正する条例制定の件を議題とします。  議会基本条例評価・検証特別委員長 藤尾 潔君に趣旨説明を求めます。  13番藤尾君。              〔13番 藤尾 潔君登壇〕 ◆13番(藤尾潔君) 議員提出第1号議案、加東市議会基本条例の一部改正について、提案の趣旨とその内容について御説明を申し上げます。  この議会基本条例評価・検証特別委員会においては、昨年の3月議会最終日に、この議会基本条例第29条に基づく見直しを行うものとして特別委員会が設置され、1年間の間、議員のアンケートや市民のアンケート、そして10回にわたる委員会審議ということで、見直しの作業を進めてまいりました。その内容、検証結果につきましては、議長に提出して、お手元に配付させていただいているとおりですが、その中で、その内容、取組を見直すもの、そして条例自体を見直すものと仕分をいたしましたので、この検証結果に基づいて、議会基本条例そのものを改正する必要があると判断したものについて今回御提案申し上げようとするものです。  条例の内容について御説明を申し上げます。  まず、第4条ですけれども、第4条では、政策立案と政策提案というところが第3条に規定しておりますので、そちらに包含しとるので省いておることと、「政策立案と提案を行うことにより市民とともにまちづくり」と係るものではないので、ここの文言を削除しております。  また、第5号においては、議会改革を行うということが市民に分かりやすい議会運営を行うことが目的ではありませんので、そこの文言を「行うとともに」ということで修正をしております。  また、今般、議会BCPということで、議会運営委員会を通じて作成をされましたけれども、災害時の対応ということで、第4条の2ということで、災害時においても議会の機能の維持に努めるBCPに基づくことについて議会基本条例で規定をしております。  また、第8条の第5項ですが、以前は「重要な議案」と書いておりますけれども、現在は議会広報などにおいては全ての議案の賛否が分かることになっておりますし、重要な議案、重要でない議案というものがあるわけではありませんから、「重要な」という文言を削除させていただいております。  第12条ですけれども、審議の内容についてですが、現在、一般質問、以前は一問一答方式で行うかどうか選択できておりましたけれども、今は全議員が一問一答方式で行っておりますので、「行うものとする」ということで表記を改めております。  さらに、第12条の第4号ですが、当局、市長等は、議員とか委員長の許可を得てですけれども、議員の質問に反問、以前は反問権ということで、反問ということは、その質問の趣旨はどういう趣旨ですかということを聞くのが反問ですが、それに対して反論ということ、反論の権利も与えるということにしております。反論というものは、例えば議員の主張が間違っている場合などについて、そこは当局としてはこういう考え方ですとか、あるいはその指摘が間違っておりますということが言えるようになると。以前は質問の趣旨を確認するだけでした。ということになっております。また、改めてですけれども、反問または反論を行うときは委員長また議長の許可を得ることが必要となっております。  さらに、第15条ですけれども、これは以前から指摘もあったところですが、監視及び評価のところで、議案の本会議の審議と議決を通じということで、当該議案等に係る市長等の事務の執行の評価ということにしなければ、市長等の事務ということに対して、ほかの部分が不服なので、この議案に反対しますという議決を行うことができることになってしまうという御指摘もありましたので、今回はあくまで審議、議決ということになれば、「当該議案等に係る」という文言を加えさせていただいております。  また、広報広聴の充実ということで、見直し手続ですが、今回新たに改めておりますのは、以前は定期的な見直しということについて触れておりませんでしたが、今回は一般選挙を終えてから2年を経過したごとに必ず見直しの作業自体は行うと。そして、第3項と、不定期な不断の見直しや2年間の定期的な見直しのときに見直す必要があるということになった場合は条例改正の措置を取るということで条例を改めております。  以上、委員会の審査結果でございます。委員会の議決のとおりに承認いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(小川忠市君) 趣旨説明が終わりました。  これから質疑を行います。  質疑ございますか。  大畑君。 ◆6番(大畑一千代君) この評価・検証の報告書、こういったことに基づいてされて、今回改正なされておるわけでございます。改正の内容は、私は評価します。私がこれまでから主張してきておった分も取り入れられておりますんですけれども、先ほど来の本日の議決を見ておりましたら、議会基本条例の第11条に議決責任というのがあるんですけれど、この項目からしますと、「議会は議決責任を深く認識するとともに」という言葉があるんですが、今回この部分は全然触られてないんですけれど、議決責任を感じているということが全然私には伝わってこないんですよね。ですから、こういうのんはもう取ってしまってもいいんじゃないかなと思うんですけれども、そういう議論はあったんですか、なかったんですか。 ○議長(小川忠市君) 藤尾君、登壇でお願いします。              〔13番 藤尾 潔君登壇〕 ◆13番(藤尾潔君) 結果報告ということで書いておりますように、第11条については特段見直しということで議論はありませんでした。 ○議長(小川忠市君) ほかにございますか。              (「なし」の声あり) ○議長(小川忠市君) これで質疑を終わります。  これから討論を行います。  まず、原案に反対者の発言を許します。              (「なし」の声あり) ○議長(小川忠市君) 次に、原案に賛成者の発言を許可します。よろしいですか。              (「なし」の声あり) ○議長(小川忠市君) これで討論を終わります。  これから議員提出第1号議案 加東市議会基本条例の一部を改正する条例制定の件を採決します。  本案について原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(小川忠市君) 起立全員。  したがって、本案は原案のとおり可決されました。  ただいま加東市議会基本条例の一部を改正する条例制定の件が可決されました。  よって、議会基本条例評価・検証特別委員会の調査は終了いたしました。6名の委員は1年間本当にお疲れさまでした。ありがとうございました。 △日程第5 加東市選挙管理委員会委員及び同補充員の選挙 ○議長(小川忠市君) 日程第5、加東市選挙管理委員会委員及び同補充員の選挙を行います。  お諮りします。  選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により指名推選にしたいと思います。御異議ございませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(小川忠市君) 異議なしと認めます。  したがって、選挙の方法は指名推選ということで決定いたしました。  お諮りします。  指名の方法につきましては議長が指名することといたしますが、これに御異議ございませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(小川忠市君) 異議なしと認めます。  ここで選挙管理委員会委員及び同補充員案を配付しますので、暫時休憩します。                午前11時28分 休憩                ─────────                午前11時29分 開議 ○議長(小川忠市君) 休憩を閉じ、会議を再開します。  まず、選挙管理委員会委員の指名を行います。  選挙管理委員会委員には、井村重文君、山羽具微子君、藤本貴樹君、廣畑恒子君、以上の方を指名します。  お諮りします。  ただいま議長が指名しました方を選挙管理委員会委員の当選人と定めることに御異議ございませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(小川忠市君) 異議なしと認めます。  したがいまして、ただいま指名しました井村重文君、山羽具微子君、藤本貴樹君、廣畑恒子君、以上の方が選挙管理委員会委員に当選されました。  次に、選挙管理委員会委員補充員の指名を行います。  選挙管理委員会委員補充員には、第1順位、戸田惠造君、第2順位、大久保 雅君、第3順位、藤原康美君、第4順位、大槻ゆかり君、以上の方を指名します。  お諮りします。  ただいま議長が指名した方を選挙管理委員会委員補充員の当選人と定めることに御異議ございませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(小川忠市君) 異議なしと認めます。  したがいまして、ただいま指名しました第1順位、戸田惠造君、第2順位、大久保 雅君、第3順位、藤原康美君、第4順位、大槻ゆかり君、以上の方が順序のとおり選挙管理委員会委員補充員に当選されました。 △日程第6 委員会の閉会中の継続調査の件 ○議長(小川忠市君) 続いて、日程第6、委員会の閉会中の継続調査の件を議題とします。  各委員会から会議規則第111条の規定に基づき、閉会中の継続調査の申出がありました。  内容は、お手元に配付の議会運営委員会及び常任委員会所管事項の閉会中継続調査事件一覧表のとおりです。  お諮りします。  各委員会からの申出のとおり閉会中の継続調査とすることに御異議ございませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(小川忠市君) 異議なしと認めます。  したがいまして、各委員会の申出のとおり閉会中の継続調査とすることに決定いたしました。 △閉会宣告 ○議長(小川忠市君) これで本日の日程は全て終了いたしました。  お諮りします。  本定例会に付されました事件は全て終了いたしました。  したがいまして、会議規則第7条の規定により閉会したいと思います。御異議ございませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(小川忠市君) 異議なしと認めます。  したがいまして、本定例会は閉会することに決定いたしました。  これで本日の会議を閉じ、第105回加東市議会定例会を閉会します。                午前11時32分 閉会 △あいさつ ○議長(小川忠市君) 第105回加東市議会定例会の閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。  まず、安田市長におかれましては、来月4月29日の任期満了で御勇退されますことから、定例会としては今回が最後となりますので、一言御挨拶を申し上げます。  安田市長は、加東市誕生5年目に市長に就任されました。それから3期12年の間、行財政改革の推進、安全、安心のまちづくり、産業基盤の充実を掲げられ、特に合併した自治体においては避けて通れない課題であります公共施設の適正配置の課題、難題に対しては真摯に取り組まれてまいりました。さらには、近隣市町に先駆け、県下においても先進的に小中一貫教育を推進し、既に開校した東条学園を皮切りに、市内3地域での小中一貫校整備の道筋をつけられるなど様々な課題に対して、その豊富な行政経験を基に、誠実に、そして信念を持って市政運営に尽くされ、加東市の未来の礎を築かれたことに対し、心より敬意を表します。  私も、市長とは様々な場面での議論が思い出され、この4月でお別れと思えば何とも言えない感情が込み上げてまいります。今回の御勇退は健康状態への不安が理由とのことで、このことは市長御自身が一番無念のお気持ちであろうと御推察申し上げます。今後は、まずは御健康に、一日も早い平癒をお祈り申し上げますとともに御自愛いただきまして、市長としての貴重な経験を基に、折に触れ御指導、御協力を賜りますようお願い申し上げ、誠に簡単措辞、意を尽くしませんが、御挨拶とさせていただきます。12年間、本当にお疲れさまでした。  それでは、改めて閉会の挨拶を申し上げます。  今定例会は、去る3月1日から本日まで24日間にわたり多くの諸議案を鋭意審議してまいりました。結果、議員各位の御精励により適切妥当な結論を得て、ここに閉会の運びとなりましたことは、市政のため誠に御同慶に堪えません。ここに謹んで議員各位の御精励と御協力に対し、心より敬意を表するものであります。  また、市長はじめ当局の皆様には、議会審議での真摯なる態度に対しまして深く敬意を表しますとともに、その審議の過程で各議員より述べられました意見や要望につきましては、十分に尊重していただき、今後の行政運営に反映されますよう望むものでございます。  さて、この3月末をもって退職される職員の方がこの議場内にも、また議場外にもおられます。これまでの加東市の発展のため御尽力をいただいたことに対しまして敬意を表し、また真摯な議会対応に対しましても感謝の意を申し上げたいと思います。皆様の4月からの新たなステージでのますますな御活躍を御祈念申し上げます。  お彼岸も明けまして、これから日増しに春らしくあちらこちらで桜の開花情報も聞かれる頃になってまいりました。新型コロナウイルス感染症はいまだに完全な終息を見ておりません。皆様には、これまでと変わらない感染防止の徹底をお願い申し上げます。  議員各位におかれましては、何かと御多忙とは存じますが、お体には十分御自愛いただき、市政の積極的な御推進に御尽力を賜らんことをお願い申し上げ、閉会の挨拶とさせていただきます。本当にありがとうございました。  閉会に当たりまして、市長から挨拶の申出があります。  市長。 ◎市長(安田正義君) それでは、第105回加東市議会定例会の閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。  今期定例会、お諮りいたしました令和3年度一般会計はじめ7会計の補正予算、令和4年度一般会計はじめ7会計の当初予算、条例制定、一部改正等々32件につき御審議を賜り、2件を除いて原案のとおり決定をいただいたところでございます。ありがとうございました。  ところで、第30号議案で御審議をいただき、そして議決をいただきましたが、社地域小中一貫校のカセ池造成工事の件につきまして御報告をしなければならないことが生じました。と申しますのは、今現在工事中でございますが、社高校陸上競技場とカセ池の敷地境界に随分と古い時代に──だと思うんですが──擁壁が設置されてございました。その境に今回我々の側でU字溝を整備するという、こういうことを今行っておるんですが、その際、その境界をきちっと出さなければなりませんので、少しその擁壁の周りを、その土を掘っております。そうすることによって、その擁壁が崩れております。今、この擁壁については社高校の所有物ということで、現在、今後のその復旧工法等につきまして社高校と調整をしております。今日より、詳しいことにつきましては、4月11日に開催予定の総務文教常任委員会で改めて御説明を申し上げたいと、このように思います。この事案が発生しましたのは一昨日でございます。3月22日でございました。ということで、残念ながら今そういう状況にあるということの御報告をまず申し上げたいと、このように思います。  そして、今期定例会におきましても様々な審議の過程で御指摘また御質問もいただいたところでございますが、この件につきましても1点、ぜひこれは申し上げておかなければならないことがございます。お名前を申し上げて恐縮ですが、長谷川議員から、地域公共交通活性化協議会において、議論が活発でなかったといいますか、意見が出ていなかったという、こういうことをおっしゃっておられたんですが、実は長谷川議員が傍聴なさったのは第5回目でございました。今年度は、この会議については合計5回、それまで4回については本当に慎重に御意見を賜った、活発な意見をいただいておりました。ところが、その第5回目はパブリックコメントの結果と計画の一部修正、そういった本当にもうまとめの会議であった状況でございまして、したがって意見が少なかったということでございます。委員の皆さん方からすれば、いやいや、そうじゃないですよという、当然こういうことになりますので、あえてこの場で申し上げたところでございます。何とぞ御理解をいただきたいと思います。  それから、この議場、議案審議において様々な賛成討論反対討論があるんですが、これは退任する私が申し上げるのはいかがなものかと思いますけれども、反対をなさる場合は、何が反対なのかというのは本当に我々は分からない部分が非常にございます。ということで、反対をされるのであれば、こういうことで反対するという、そういうことをきちっとやはり私は議員方から表明をしていただくのがいいのではないかなあ。反対討論のそういう御意見をいただきながら、我々としてまた次の場面に生かしていけるのではないか、そんなことも思った次第でございます。それから、一般質問等様々な質問されるわけでございますが、非建設的な発言に終始されておられる、そういう議員もいらっしゃるわけでございますが、ぜひ今後におきましては建設的な質問をいただければと思うところでございます。  そしてまた、今期定例会、本当に非常にハードでございましたが、いつもながら私自身感じておりますのは、議場はやはり議員方が非常に燃えるところ、逆に我々理事者側にとっては思考が鈍る状態に陥らされるという怖さのあるところとでも申しましょうか、独特の雰囲気、緊張感がございました。ある管理職員に、加東市の議会対応ができたら、どこの市役所に行っても通用するなという、こういうことを申しますと、そんなこと言われても、今さらどこにも行けませんやんと、こう返されました。まさにそのとおりでございます。職員の心、体力にも限度がございます。甘いこと言うなと言われるかもしれませんが、懸命に支えてくれた職員の力を借りながら何とか務めることができるのであります。まさに職員がいてくれてこそでございます。今期定例会が私にとりまして最後の本会議出席、この議場で議員方とお出会いするのは今日が最後になるはずでございます。今、ほっとしております。  平成18年3月20日に加東市が誕生して、17年目に入りました。そして、今日からちょうど1か月後、4月24日には、本年4月30日から4年間を担われる次期市長が選出されます。私は4月29日の任期満了まで、今日を含めてあと37日となりますが、一日一日の積み重ねを大事にしてまいりたいと、このように思うところでございます。  それから、この際、少し長くなって恐縮でございますが、一部事務組合のことにつきまして、ぜひとも御報告を申し上げておくべきと判断いたしました。しばらく時間を頂戴いたします。  まず、北はりま消防組合でございますが、組合経費の負担割合について長年主張をしてきましたが、加東市の思いがかなっておりません。そこで、1月25日の管理者会、そして2月15日、組合議会定例会において、「加東市は指令センターの共同運用のみに参加する」、「3市1町で指令センターのみの共同運用組合とする」、いやいや、そこまで言うなら、「加東市は組合から完全に脱退しては」となるか。また、「均等割、人口割に新たな要素を加えた負担とする」、そして、「やむを得ず現状にとどまる」という5つの選択肢について、やむを得ず現状にとどまること以外についての条件を2月、3月中に示してほしい旨伝えております。ただ、今日現在この件について具体にいつ管理者会を開催するといった連絡等はございません。というよりも、3月15日に、「1月の管理者会、2月の組合議会と2度にわたって御依頼を申し上げております件、どんな状況でしょうか。」と管理者に問い合わせますと、「消防本部からその後報告を受けていません。本部に電話して、部長に消防本部案を早くまとめるように指示いたしました。」とのことでございます。それ以上は申し上げません。  それから2つ目は、小野加東加西環境施設事務組合の件でございます。この件につきましては、新施設建設負担割合、あるいは新施設の運営経費の負担割合についてどのようにするか、3月に入ってから2回、1回目は3月4日、2回目は3月15日、これは首長以外で話し合っております。あわせまして、現施設の撤去費用負担についての確認を行っておりますが、ただし、この2回とも加西市の出席はございませんでした。と申しますのも、実は2月22日の組合議会の際に冒頭管理者から、「もう場合によっては小野市と加東市だけですることもあり得る」という、こういう発言があって、そのことが尾を引いておるという、こういう状況でございます。現行規約につきましては、「建設経費については所要金額の10分の1を均等に分賦、所要金額の10分の4を最近の国勢調査人口案分により分賦、所要金額の10分の5を最近の年間ごみ搬入実績案分により分賦する。それから、組合の運営経費については、所要金額の10分の1を均等に、所要金額の10分の1を最近の国勢調査人口案分、所要金額の10分の8を最近の年間ごみ搬入実績案分により分賦する。」と、現行の規約はこういうことになってございます。小野市案は、「建設経費については所要金額の10分の5を均等に、そして残る10分の5を直近の国勢調査人口案分により分賦する。組合運営経費は、所要金額の10分の5を均等に、所要金額の10分の5を直近3年の年間ごみ搬入実績案分により分賦する。」と、こういう案が示されております。この案に対しまして加東市案は、「建設経費、そして組合運営経費とも、所要金額の10分の3を均等に、所要金額の10分の2を最近の国勢調査人口案分、そして残る所要金額の10分の5を最近の年間ごみ搬入実績案分により分賦する。」と、こういう案を提案してございます。ただ、2市だけで話をするものではございません。当然、加西市も加わって、3市で話をするのが本来の、当然のことでございます。加西市案が示されれば、このことについてまた改めて調整会議等を再開するという、そういう状況になってございます。  それから、播磨内陸医務事業組合の件でございますが、組合立のこの播磨看護専門学校、令和4年の入学者の選抜試験でございますが、推薦入試の受験者が11名、そのうち合格は10名、社会人入試の受験者が5名で合格は5名、一般入試は29名出願され、26名が受験をされ、補欠を含めて25名の合格としたところでございますが、うち9名が辞退をされて、一般入試は最終的に16名ということになりました。そうしますと、31名、定員が35名でございますので、大きく割り込むということで、今年度につきましては2次募集ということを行いました。2次募集で3名が応募されましたが、受験をされましたのは2名、そしてその2名が合格ということで、合計33名ということで、この4月からスタートするという、こういうことでございます。いずれにしましても定員割れという、こんな状況でございますが、そのこともさることながら、出願者、受験者数が大きく減ってきております。この令和4年度入学のための出願につきましては、2次募集も含めて48名でございました。1年前は72名、その前が82名、87名、81名、82名と、こんな状況でございましたが、ここに来て大きく受験者数、出願者数も減ってきておる、こういう状況にございます。この先、こうしたところどんなふうになっていくのかというと、非常に案じられるところでございます。その一方で、この春卒業する29名、既に卒業式も終えておるんですが、29名が国家試験の受験をしてございます。明日25日が合格発表ということでございますが、事前のいわゆる自己判定といいますか、そういう状況からしますと、恐らく今年も全員合格ということになるだろうと思っております。このことについては本当に喜ばしいことでございます。  それから、北播磨こども発達支援センター事務組合わかあゆ園の件でございますが、御承知のとおり、この3月末をもって小野市が脱退をされ、4月1日から西脇市、加西市、加東市の3市での運営となるところでございます。  それからもう一点は、北播衛生事務組合でございますが、今日の神戸新聞北播版にも記事が出てございましたが、施設の老朽化に伴う縮小改修、そしてまた下水道放流のための改修工事が3月22日に完了いたしました。下水道放流につきましては、昨年の12月からもう既にそのようにしておるところでございます。  以上、組合関係についての御報告を申し上げておきたいと、このように思います。  それから、過去何度か住みよさランキングということをずっと申し上げてきたことがございました。最近は私自身もあまり発信はしてございません。過去最高は2010年の県内2位、全国31位ということがございました。その後、2019年から指標が変わっております。それでも、2021年は県内6位、全国は253位という状況でございますが、比較的いい状況かと捉えております。  それからもう一点、令和2年の合計特殊出生率というのが発表されております。全国で1.33、兵庫県は1.39、5年前、平成27年より全国はマイナス0.12、兵庫県ではマイナス0.09という、こういう状況でございます。兵庫県内29市12町中、前回より増えましたのは加東市はじめ4市3町でございます。加東市は前回より0.04増えまして1.72、県下で一番高い率となっております。加東市の次は朝来市、南あわじ市の1.7、そして豊岡市の1.65、新温泉町の1.63、明石市、養父市の1.62という、こんな状況でございます。逆に率が低いほうから申し上げますと、上郡町は0.92、市川町1.03、三田市1.13、多可町1.17、赤穂市1.18、三木市が1.22という、こういう状況でございます。率が多く増えた順序で申し上げますと、猪名川町は0.29プラス、新温泉町0.20プラス、洲本市0.05プラス、明石市、加東市が0.04プラス、そして逆に率が大きく減った順番で申し上げますと、香美町がマイナス0.46、西脇市マイナス0.37、市川町マイナス0.31、多可町マイナス0.28、上郡町マイナス0.26、こんな状況でございます。これもこれ以上は申し上げません。  それから、社地域小中一貫校の愛称が3月8日の開校準備委員会におきまして「社学園」とするということに賛成の方が非常に多かったということで、これも新聞報道があったところでございます。  それから、3月18日の神戸新聞1面に「県立高校再編、15校減、全110校に」という、こういう見出しで報じられておりました。2025年度、2028年度、段階的にということでございます。第3学区のうち、北播磨は2025年度に3校を1校に、そして2028年度はなしということで、今現在12校が10校になるという、こういう状況でございます。報じられております。これは、3校というのはどこかというと、そこまで記事は出ておりませんけれども、複数、3つ以上あるところというのはもう1市だけでございますので、そこのところの3校が1つに集約されるのかなという、そういう見方をしてございます。  私たちは今、地方部における高校教育を考える首長の会というのを兵庫県内の各自治体で、賛同する首長で構成をしておりますが、その中で、県立高等学校は地域の核として必要、地域の活性化に不可欠。県立高等学校の在り方は、教育問題であると同時に、地域創生や地域づくりの問題でもあるという、こういう主張をずっとしております。また、兵庫県及び兵庫県教育委員会は、地域事情や特色を踏まえた県立高等学校の維持存続に配慮してこられた。今後も、その方針を堅持いただきたい。また、県立高等学校の定員見直しは、様々な地域事情を踏まえ、市町の意見を十分勘案いただきたいと、こういうことで県教委に申し上げておるところでございます。  それから最後でございますが、2月26日に関東加東応援団ふるさと講演会というものを開催いただきました。その中で、上滝野出身の芹生 卓さんから、「加東(勝とう)新・健康生活のススメ」という、こういう提案をいただきましたので、ぜひ御紹介をさせていただきたいと思います。加東(勝とう)新・健康生活のススメ。『今日、良い、加東市』。これは、実は「きょう」というものをずっと上げておるんですが、この“きょう、よい、かとうし“と、こういう語呂合わせのようなものなんですが、「きょう“よ“う」、教養、これは心豊かに、陽気に用事してという。「きょう“い“く」、教え育てる。行くところがあるというのは大事ですよね。それも、歩いて行けるところ、行くところという、こういうところでございます。それから、「きょう“か“ん」、気持ちに寄り添い、そして肝臓を休めましょう。それから、食事、よくかんでという、こういう提案でございます。それから、「きょう“ど“う」、これは「ど」のこの濁点を取って、「と」としてございますが、力を合わせて、そして体調管理、あるいは健診、今日体調どうですかという、こういうことを言われております。それから、「きょう“う“ん」、運も大切にしましょう、そして運動しましょう、お通じも爽やかな状態でという、こういうことでございます。そして、「きょう“し“ん」、ともに進もうと。しんは睡眠につながる、寝る。それから、辛抱しましょう、たばこを辛抱しましょう。こういうことで、これから取り組まれたらどうでしょうかという提案でございます。御紹介を申し上げておきたいと、このように思います。  以上、非常に長くなりましたが、最後に、先ほど議長から健康状態も気遣っていただき、そしてまた退職する職員にも気遣いの言葉をいただきました。私、本当に昨年の9月からもう6か月たってございますが、まだすっきりとしません。やはり歩く、初め、歩くとふらつきが出るという、そういう状況がずっと続いておりまして、早くすっきりとしたいと思いながらも、まだまだそういう状態にはならないということで、本当に自分自身で悔しいなという、そんな思いもしながら一日過ごしておるところでございます。議員方、ぜひ健康には十分に御留意いただきまして、先ほどの新・健康生活のススメを参考に、これからも健康に御留意をいただきながら御活躍されますことを心からお祈り申し上げまして、閉会に当たっての挨拶とさせていただきます。本当に長らくお世話になりました。ありがとうございました。(拍手) ○議長(小川忠市君) それでは、これで散会いたします。  大変長らくお疲れさまでした。ありがとうございました。  地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名をする。                加東市議会議長  小  川  忠  市                署 名 議 員  石  井  雅  彦                署 名 議 員  岸  本  眞 知 子...